ちょっとコーヒー淹れてくる

WoTやDbDなどよくやってるゲームについて書いています。

CWE 工業の夜明けを終えて ~前編~

はじめに

今回の件に関してはやらかしたことの自己弁護にもなりかねないので、ブログ正直書かないつもりでいたのだが、 みんなに「今回も楽しみにしてます~」みたいに言われてしまうと書かざるを得ないかなぁということで書く。 そんくらい今回はやらかしています。

今回の3つ工場建てたら勝ちそうなCWEのレギュレーションはこれ。

worldoftanks.asia

記事分割します

ちょっと今回いくらなんでも長くなりすぎたので前後編に分けることにした。 前編には

  • 前日譚
  • 経過ごとの記録と感想

を、後編には

  • CROWN部隊が勝てなかった理由
  • ルールについての感想
  • ATLUSについての感想
  • そのたちょびちょび

が書かれているはず。後編は1週間後、というか3/22のNA戦の前には出す、はず。

前日譚、あるいは強いお友達探し

おともだちは たいせつだぞ

まあもう英語を喋れるお友達の中では有名な話がほとんどなので隠さなくてもいいかなという気持ち。 いやでも全容は案外知られてないのかもしれない。

前回(つまり灼熱の大地をTEALや各々好き勝手のクランでやっていたやつ)が終わったあとはとりあえずみんなCROWNに戻ってきて通常CWをやっていたが、CWEをやるには人数が圧倒的に足りないということになった。 こういう状況は他の老朽化がだいぶ進んだタイプのかつての大クランも同じで、まずあちらこちらに探りを入れていたのがSTEAM。 韓国クランは兵役などもあってチーフテンを持ってない人も多かったので、そういう人に渡すのも兼ねて4,50人くらいのまとまった枠を抱えて合流したがっていた。 TBチームのメルトダウンを覚えているだろうか?彼らの中の何人かも持っていなかったらしい。 まあそんなわけでCROWNやATLUSに探りを入れたSTEAMであったが、CROWNは後述するYETI問題を抱えていたので30人がせいぜい、ATLUSにも多分同じくらいの枠を提示されたので、 ここらへんへの合流を諦めてGAZELを吸収する形で体裁を整えることになった。

さて、前述したYETI問題というのは、自分の知らないうちにyamat○_n○○bが勝手にYETIと仲良くなったときに、機会があったら合流しようねという話になっていたらしい。 それを持ち出されて交渉されたわけなのだが、きっと本人は覚えていないんだろうな。いい気なもんだよ。 まあそれだけならいいのだが、その提示されたメンツというのが悲惨で、まずTE勢がいないし、残っている中で戦っていけるのがNapalmerくらいという両手で顔を覆うような惨状だった。 これではどうしようもないので、REHAB(旧TEAL)はREHABでCWEやるつもりはないという話を小耳に挟んでいた自分は、そこらへんのやる気勢も一緒くたにしてやったほうが現実的じゃないか?という考えに至った。 で、それをYETI勢に打診したらREHABのメンバーやrainbowはいいが、rainbowのある友達がとにかくダメという話になって、これも諦めた。 この話を出した瞬間に猛烈な拒否反応とともにあらん限りの某に対する罵詈雑言の嵐を飛ばしてきたのでおったまげた。 おかげで汚い英語にちょっと詳しくなってしまった。 ちなみに個人な心象を話すと、今のANZ帯有利ルールになっているのはJTを始めとするYETI系列の声のでかい方々のせいだと思っているので、良くはない。

そんなことをグズグズやっているうちに、だんだんCWEに近づいてくる。 そして合流の検討をしていくうちに多言語環境で誰が管理やるの?とかそういう問題がたくさん出るわけで。 いろいろ工面しようとすれば無理やりできる事はできるが、自力で主催するのは無理という事になり、どこかへ身売りもとい寄生する方向で舵を切った。

打診先はいろいろあったが、大陸系中華クランはいつでもBANされうる可能性があったので、ここらへん以外という事にした。 最初に打診した先は、先のCWEでTEALとして一緒にやって仲良くなったSTEAMであったが、こちらはすでにGAZELと合体済み。sanaにはもう2週間早ければ枠があったかもしれんけど・・・と言われた。 一瞬その時点から枠を作ってくれることも考慮してくれらしいが、前回のTEALで多言語多クラン運営のリスクというものを見てしまったのもあり、結局断られた。

で、次に打診した先がATLUSATLUSも前回のTEALの内情をうすうす知っていたし、過去ルール発表前に合流して難しい管理を強いられた経験もあるので、難しいかなぁと思っていた。 が、お話をしたら、上位への意欲が強く、興味を持っていただけた。 その結果、ルールを見て合流したらいい順位を狙えるものだったらしましょう、ということになり、結果合流成立となった。

CHILDやOPAもそれぞれお友達を見つけて、上位争いの対戦表は以下の通りとなった。

クラン 内容
ATLUS ATLUSとCROWNの合同
PAKIN STEAMとGAZELの合同
FLSBK CHILDとTE抜きのYETI
OPA OPAとREHABの残党

うーんカオス。 正直CHILDはそんな部隊数持ってる印象がなかったので、上位には来ないんじゃないかなぁと思っていたがとんだ見当違いだった。 OPAも2軍以下はよわよわだろうと思っていたのだが、REHABの残党は意外に厄介だった。

CWの経過と感想

十分に注意して読んでほしいが、合流ATLUS全体やCROWN部隊が持つ印象ではなく、基本的にgearppuccino個人から見た感想というふうに受け取って欲しい。

体制やモチベーションなど

原則として、

  • 合流ATLUSの方針は、クラン順位1位。車両は二の次。
  • CROWNとATLUSはそれぞれ1軍、2軍を持っていて人数の不足分は各々の端数で補う。
  • 引き上げは各部隊(例えばCROWNはCROWNの部隊内で)で行う。
  • 練習の進撃戦も各々の部隊。

こんなかんじでやっていくことになった。ちなみに自分は基本的にCROWN1軍の指揮をすることになっていた。

自分のモチベーションは、もはやほしい報酬や名声などなく、とりあえずCROWNに居た人に車両とある程度の報酬を配るためにCWEをやらなければならないという義務感だけであった。 それなのに練習のために進撃戦を開いても人は集まりきらないし、DDoS攻撃で延期になるし、ポケモンのほうが数十倍面白いしで殺された。 いや本当に延期を聞いて、本来のCWEの日程に向けて頑張って1ヶ月かけて仕上げたら1ヶ月先ですと言われてまたこれを1ヶ月繰り返して、そこからさらに2週間CWEやらなければいけないのかという無力感に襲われたよね。 これでモチベーションが落ちない人間が居たら紹介してほしい。

初上陸(1日目)

初日より暗雲立ち込めるCROWN部隊。

この日は通常戦線限定だったので全部10vs10だったのだが、CROWNは1軍が揃いきらない中で強豪クランとも戦闘が多く、それらに負け越すこととなる。 その上自分のタクは随分芋崩しに厚く、ラッシュされると辛いものが多かった。 まあそれはCROWNやTEALでやっていたときは永遠にトナメ芋としかあたっていなかったので良かったのだが、ATLUSではやたらラッシュを食らった印象。 なぜなんだろう。鯖全体のメタの変遷としてラッシュ気味になっているのか? あるいはコントロールタクが多いATLUSに比べてラッシュが多かったCROWNやTEALが芋されやすい体質だったのだろうか? しかも厚くしてあるはずの芋は皆モジュールを使ってくる始末。もちろん初日の中小クラン相手にモジュールなど使えるはずもなく、当然負ける。 目に付きやすい兵士のミスも多かったが、この日はまだその改善とタクの微調整でなんとかなるだろうと比較的楽観視していた。

陸自体はまあ70点くらいだろうか。ATLUS側で80点出していたがCROWN側が50点出していたのでこのくらいになる。

最悪期(2~3日目)

CROWN部隊、本格的に勝てなくなる。 いや本当に勝てなくて心が久々に壊れそうになった。自分が思っている勝てなかった理由は後編で一つのトピックにまとめて後述するとして。

CROWNでやって負けているだけならもはや自己責任だけで済むのだが、1位を目指しているATLUSに寄生している以上ある程度は勝たなければならないのに勝てなかったのは、あのギャンビット作戦以上にメンタルに来た。 さらに、途中から自分の指揮の下ではモチベーションがだだ下がりしていくのを感じた。 もはや自分の指揮をちゃんと聞いてくれなくなったし、stratsketchすら開いてくれなくなったときにはもうどうすればいいのかわからなくなった。 自信喪失とかそういうレベルではない。しかも合流先で指揮を放棄するわけにもいかないし。自力解決とか不可能な完全に詰みのパターン。どうすればよかった?本当に知りたい。 ちなみに「自分の指揮の下では」と書いてあるが、この頃はすでにエリート領土でのタンクロックの兼ね合いもあってCROWN1軍の何人かはATLUS1軍に借り出されて居た。 こちらの指揮は満足に聞かない癖に、あちらの部隊では随分楽しんだらしくウッキウキで帰ってきたのだが、裏で開始30秒で負けとわかる試合を引かされていたこちらの殺意が湧いたことは1度や2度ではない。

まだこの時期はATLUS1軍もやはりいまいちPAKIN1軍相手に勝ちきれておらず、1位はかなり怪しかった。とはいえここもまあ70点くらいだろう。理由は同上。

再上陸前夜(4日目)

ついにCROWN部隊の勝率を見かねた管理部から混合部隊制への切り替えを提案される。

それ以外にも理由はあるが。ちなみにこの時点でもはやATLUS1軍は割と混合部隊になりつつあってそれが割といい感触だったらしく、それ以外の部隊もそうしようということになる。 こうすることでお互い1軍に1軍級兵士と1.5軍級兵士が混ざっていた状況から1軍は1軍級兵士で、2軍は1.5軍級兵士をまとめられて強い部隊も作れるしわりといいことづくめというわけである。 で、この1軍はyouhey-kapelana-matcha-ST_tank主導(+neo)で、2軍はgearppuccino主導の部隊とsamchai-ozumaho主導の3軸で行くことになった。 最初からそうしろよという話もあるが、管理上の複雑さや、やりなれた指揮感のもとでやれる安心感、あと細かい理由がいくつかあり、そう簡単なことではない。

で、ついでにこの日、k_kikkaの提案で兵士として1軍に混ぜてもらうことになった。 気分転換とは言われたが、その部隊でもかなり負けたので気分転換にはならなかったし、ガチで疫病神かもしれんと思った。 まあこの送り出しはお前のタク良くないからATLUS式を見てこいというCROWN部隊の総意だと理解している。

あとあんまり悪いことは言いたくないけど、この日のUnion2軍の勝率を見るに、むしろあのCROWN部隊で50%弱勝ててたのは・・・

1回目の再上陸(5日目)

この日は研究撤退にボーナスがついていたので、上位を目指すクランはだいたい最初の撤退・再上陸を行ったのだが、ATLUSとしては特にPAKIN戦が重要だった。 まあこれは1軍の皆様が重要なところをキチンと勝ち取ってくれたおかげで、このあとの戦いを優位に進めることができた、

2軍は2軍で1軍がだいたいPAKIN戦を始めとして強豪クランの戦闘を引き受けてくれていたのもあり、ある程度安定した勝率が出始めた。 更に2軍という事になったので、279eを並べておけば良いという状況になったおかげでいろいろ楽になった。 これは上手いところに勝つには279eを入れすぎると囲われてオワオワリになるのでこちらに上手い人がいるうちはChiefや907を多くして動かせるようにしたほうが負け筋を潰しやすいのだが、 どうせそんな1軍メンツで固められないのならば、最低限陣地の防衛ができるようにしつつ279eを並べて突っ込ませたほうが勝率が高くなるという話である。 他鯖ではどうかは知らないが、Asia鯖ではpingが悪くパケロスも多いことからこの傾向がより顕著になると思っている。 しかもありがたいことにATLUSの意欲ある人々は279eをたくさん持っている。現環境下最強の対面構築です。よろしくおねがいします。 あとは相手が相手なだけにEBR隊が一方負けするということもなくなったのも大きい。

この頃からPAKINとOPA、ATLUSとFLSBKのそれぞれの協力関係が見え隠れしてくる。

競り合い(6~7日目)

Unionの2軍はまあ絶好調というわけではなかったが、勝てる相手には勝って負ける相手には負けるというまあまあな調子であった。 しかしながらこのまあまあな調子というのが割と致命的で、2軍が勝てないということはエリートで大勝ちが望めないということ以上に上級領地が安定しないということを意味する。 しかも悪いことにエリート領土ではATLUSのほうがPAKINに対して優勢が取れていたものの、上級領地では劣勢であった。 これはPAKIN側としては上級領地ではATLUSに領地を取らせないことが価値の高い戦略となり、OPAと連携してトナメ引き分けを狙ってくる事になった。 これが辛い。ヒメルズの北芋とかレッシャ南芋とかルイン南芋とかもう見たくない。しかもモジュールマシマシ。どうしろと。

ただしATLUS全体を見るとPAKINに徐々に勝ち始めた。 この状況で最終1位を取れなかったら割と2軍もしくは混合前CROWN部隊のせいだった。

この頃2人ほどCROWN部隊から他クランへ移籍する人が出てしまった。理由はいずれもピック関連の不満である。 ATLUSの人たちはCROWNの人たちがどの程度上手い兵士なのか、それまで合同練習をしていなかった以上わからないのでピックはしづらい。 これは仕方ないといえば仕方がない。何が悪いといえば、どれもこれもCROWN部隊で勝てなかったのが悪いのだ。 自分を信じてついてきてくれたのに申し訳ないことをしたと思っている。ごめんね。

2回めの再上陸(8日目)

この頃までにポイント上多少優位を取っていたATLUSであったが、最終的にどう勝ちきるかという戦略の上で再上陸をするかどうかという課題が出てきた。

以下の話は上級もエリートも五分五分の戦いができるという前提のもとでの話である。 まず、同じ領土を保持し続けてもいずれ領土から算出するクラン名声ポイントは枯れ切るので、相手が撤退してきたら撤退は必然である。 相手が撤退しなかった場合、両者枯れ切る状況は変わらないので撤退しなくてもよい。 ただし撤退しても敵の防衛がある程度以上崩せるなら(適当な概算だが多分1/3勝てるなら)研究投資で優位になれる分も含めて引き分け以上になる。 そしてこちらが撤退せず相手が撤退した場合は領土からのポイントを最大までしゃぶりつくせてようやくイーブンになる。 というわけで撤退はし得ということになる。

で、肝心の再上陸だが、PAKINが撤退をしないという選択をする中、ATLUSのエリートはかなりうまくいったほうだったと思う(前述の1/3以上という話)。 だが一方で上級の方は・・・。 ただ、車両圏内への引き上げも見据えて通常領地にそれなりにリソースを割いていたこともあり、そもそも上級へ投げていた母数も少なかったことは書いておく。

こういうこともあり、残り3日、特にエリートで随分勝たなければならなくなった。

終盤(9~10日目)

この頃からエリート領土での1軍2軍の同時勝利を狙うのと、上級領土のあまりの取れなささからyouheyさんが1軍と2軍を反復横とびすることになった。 もちろんyouheyさんと一緒に2軍をやる事もあったが、自分はさらに別の部隊をあてがわれケースが出始めた。 そしてなんとまあ驚くことにその別の部隊をやるときには心強いことにりとますパパがいてくれた。 まさかこういう形でりとますパパと一緒にできるとは思わなかった。 いつか一緒にやりたいなぁとは思っていたのだが、それはサービス終了まで無いかなぁとも思っていた。 ATLUSに来て一番感慨深かったことかもしれない。

で、肝心の2軍だが、さしものyouheyさんでも中堅クランにモジュールをガッツリ使われたり、OPA・PAKINの2連芋が待ち構えていたりする上級にはなかなか苦戦していたようである。 まあ正直あれは無理。無理なものは無理。 ただし、エリートでは狙っていた大勝ちを達成し、最終日が始まる頃にはPAKINの領地産出がもう殆ど枯れていたこともあり、かなり安定した1位の座を得ていたと思う。

最終日(11日目)

この日は8割方1位が確定していたのだが、転落しないための地固めを行いつつ、余裕も出始めたので車両の引き上げをガッツリ行った。 まあ取れなかった人もいたが、今回の目標はあくまでクラン順位1位だったのでしゃーなし。うまくなってピックされようね。

結果

今回CROWN30名程度が寄生させてもらったATLUSでは今回、

  • クラン順位1位
  • 報酬車両81両(内CROWN30両)
  • Gバッチ14名(内CROWN4名)

を達成し、個人では

  • 52位(基礎1000ボンズ・3D迷彩・2D迷彩・報酬車両)
  • 勝率63.28%

を達成。勝率63%というのは正直な話かなり低いのだが、序盤50%も勝ててなかったことも考えると一応終盤はまともな勝率を担保できていたのかなと思う。 ご迷惑おかけして、本当に申し訳ありませんでした。

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NA戦

今回もNAのクランとのエキシビションマッチがあります。 もうすでに向こう側から不穏な空気が流れ出ているけど、みんな応援してね。 自分がピックされるかどうかは知らないけど。

他のブログや動画

youheyさんもブログを書き始めてWoTブログ界は盛り上がりを見せてきて行く。とまるんじゃねーぞ。しらんけど。

youhey-k.hatenablog.com

あとATLUSがCWEの動画を出すよ。みんな見てね。

www.youtube.com

おわらないけど

今日誕生日だから祝って下さい。

www.amazon.co.jp

あと質問があればコメントで書いてもらうと後編で回答できるかも。

後編できました。

gearppuccino.hatenablog.com