ちょっとコーヒー淹れてくる

WoTやDbDなどよくやってるゲームについて書いています。

CWE 灼熱の大地を振り返って

はじめに

またこんな記事を書くことになるとはな・・・。

例によってまたぐちゃぐちゃした記事になってしまっている。ご容赦願いたい。

参加経緯

今回、CROWNは旗振り役も、やる気と時間と能力が揃っている管理部も居なかったため、クランとしては不参加。 やる気があるなら各自でガンバという話であった。 正直自分もCWEどころかWoTのやる気はなかった。 ところが279eが欲しくなったからトライしたら、なんか思ったよりあっさり取れてしまったり(苦労していないとは言っていない)、 ミッションやってただけで3優等がポコポコ取れたりして、ちょっとモチベが上がってしまったのが運の尽き。 ここがCWE約2週間前で、拾ってくれそうなところを探し始めた。

そんなときTEALの複数人から声を掛けていただいたので、TEALに入った。 ほぼ半年のブランクがある上に、ミッションを最高効率でやっていたために見かけの戦績(ほんとに見かけだけか?)がなんだかすごいことになっているやつを、 CWE2週間切っている段階で過去の経験だけのみを鑑みて受け入れてくれるような都合のいいクランは早々ないだろう。 この理由も含め、入るには一悶着どころではない悶着はあったのだが、それはまたいずれ。

TEALについて

今回TEALは、

  • 英語部隊(RainbowやSilentが指揮) : 約35人
  • STEAMからの合流(アンジェリナが指揮) : 約30人
  • 日本人部隊(Neo君が指揮) : 約20人
  • 中国人部隊 : 約15人

の体制でCWEに臨んだ。この中で言うと、部隊の強さは

  • ANZ鯖なら EN>JP≒KR>CN
  • HK鯖なら JP≒KR>EN>CN

だったと思う。

ENチームの実力はメインの指揮であるRainbowの調子が乱高下するタイプの人間であり、これの影響を大きく受けていた。 ただの撃ち合いだけなら、ENとKRが互角でJPがそれにちょっと劣ってCNが更に劣る感じであるが、 タクの質や、上手いEBR乗りの存在で全体の勝率でみるとJPが優秀賞になる。

自分は基本的に日本人部隊の兵員として存在していたが、 ENチームで指揮が足りない場合、特に深夜帯には指揮を担当する保険的な存在でもあった。

f:id:gearppuccino:20190722092156p:plain

オーストラリアの夜は早いから仕方がないね。

各部隊の感想は、ENチームは粒ぞろいだが、結局一つ頭が抜けたEBR乗りがいなかったせいで、なかなかしんどいものがあった。 その都度この中で一番良いEBR乗りは誰か聞いてピックしていたのだが、日本人部隊のEBRと比べるとどうも見劣りするのだ。 誰も彼も、LTというか、どちらかと言うとBatのような動きに近いというのが感想である。 こういう事もあってRainbowは日本人EBRを時々攫って行ったのだが、ENチームはそれを快くは思わなかったようだ。 だが、自分で指揮すればわかる。いいEBRが欲しいが、ENチームにはそれがいない。 打ち合い自体は、謎の特攻癖がある数人を除くと、なかなか信頼できるのだが・・・。

これらに対してJPチームはEBR乗りとそれをちゃんと生かしていくNeo君の指揮があり、EN・KRチームよりも全体の勝率で上回った。ただし撃ち合いの詰めは甘い。

CNチームに関しては正直わけがわからないというのが感想である。何より勝利がかなり不安定になる。 まず指揮が独特であるし、自信満々で打ち合いを挑んでは返り討ちにあったり、謎の特攻癖持ちが随分いたりするのである。 また、英語が通じてるのか怪しいプレイヤーも無視できない数おり、 これらをENチームで埋められなかった枠に放り込むと目も当てられない事になった。

KRチームでは1回しかプレイしてないのであまり感想はないが、アンジェリーナの英語はフィリピン英語の次に聞き取りづらかった。

経緯

序盤はかなり快調だった。 YETIを特にANZ帯でボコボコにし続けられたのは極めて愉快だったし、 それ以上に敵にTEALやSTEAM、あるいはCROWNといった厄介な一軍を持っているところと対戦する必要がなかったのは随分楽だった。

が、中盤らへんRainbowが絶不調になる。どころか諸事情により雲隠れする日すら出てくる始末。 このためENチームが非常に不安定になり、負けるはずがないような相手にすら負けて帰ってくることすらあった。

ここらへんからそれまで一応予備兵力扱いだった自分が本格的に指揮することになる。 自分の指揮ではとりあえず兵士の実力相応以上の勝率は出せていたし、何よりもまあ何年も掛けてボコボコに心を折られ続けた人間であるから、 精神的動揺による指示ミスは決してないと思っていただこうッって感じでかなり安定していたので、外人勢や管理にはある程度気に入ってもらえていたと思う。

ただし、早い時間帯はRainbow以外のENチームの指揮もいたので彼らにやってもらっていたのだが、これがまた不安定であった。 トナメ初戦にその領土に投げている中で一番強いクランと当たる現在の仕様になっていることを考えると、 調子の悪い時は大体初戦で負けるわけなのだが、これが非常にまずい。 領地が取れないという問題以上に、戦闘が起きないので、ENチームに個人名声ポイントが全然入らないし、何よりめっちゃ暇になる。 そんな中でもRainbowは日本人を何人か連れて行くなどしていくので、単純に不満が高まってくる。 あとはCNチームは勝手に負けて勝手に戦闘数を減らしてくるのだが、こちらも不満が高まってくる。 正直な事を言うとENやCNチームが原因で彼ら自身の戦闘がなくなっているのに、 JPやKRチームの戦闘が多すぎると文句をいうのはかなり筋違いのように思うのだが、まあこれは管理部がうまく収めてくれた。

終盤、管理部の尽力により不満や不平はだいぶ緩和されて安定に向かっていくのだが、このときからRainbowは徹底的にYETIとの戦闘を避け始めた。 まあもはや1位を取ることを諦めてワンチャンラッシュしかやってこないようなところとはもうやりたくないというのが本音だったろう。 その残った貧乏くじを引いたのは誰か?私だよふざけんな。 というか更に悪いことにYETIは途中から上級に1軍、エリートに2軍を出すようになった。 それで不利益を被るのはエリートを戦っているJP・KRチームの裏で戦っている上級のENを指揮している私だよふざけんな!!!

結論

個人的にいうと、JPチームが軒並み80%後半の勝率を誇る中、燦然と輝く80.00%。

f:id:gearppuccino:20190722185706p:plain

こんなんだから「一人を除くJPチーム」なんて言われてしまうのである。 まあRainbowが嫌がるゲームを終盤ほぼ全て受けていたし、CNチーム混じりでは英語も通じなかったし、 JPチームでやっているときですら分の悪いゲームはほとんど出ていたので、数字としては割と妥当とは思う。 そういう言い訳をさせてほしい。な? まあ950x7ボンズも手に入ったし、よしとしよう。

管理部にとってもマップを選り好みしないし、グズらないし機嫌損ねないしGo GFしないしとにかく安定するし、 取るべきところはとって来るので、最終的にはRainbowと同等以上には信頼してもらえたのではないだろうか。

クランとして言うと、正直TEALはSTEAMとCROWNの一軍が敵にいないから強かったのであり、 ENチームや特にCNチームはどちらかと言うと荷物になりがちであった。 前述のENチームへの不満というものもあり、もう一回TEALに集まって皆でやるみたいなことはないだろう。 集まるとしてもSTEAMに合流かな?

まあこれだけ書き出すような不満がありつつも、終わったあとはすぐさま外人日本人問わず、 感謝や労いのメッセージが飛んできたので嬉しかった。 終了3時間でCROWNで指揮も管理もしたCWCの時よりもメッセージは多かったし、 チョロいのでいろいろあった不満もまあいいでしょうということにした。 ただしCNチームからはない。

引き上げ

CROWNでは腕がないプレイヤーは原則引き上げなんてしないし、 したとしても無理って指揮官や管理が思ったらしないというのも普段から言っていたし、 何より引き上げに該当するような人もそういうのはわきまえていたので、 引き上げをするときにはまあ手間的なストレスはあれど、心情的なストレスというのはそこまで大きくなかった。 が、ENプレイヤーはまあ確かに腕があるから手間は多少少ないのだが、常駐もしないしピック中にランダムに出てるくせに、 プライドが高く「自分は取れて当然である」とでも言うような態度を取ってくるのでイラッと来る瞬間があった。

車両や迷彩の引き上げはまあ彼らの腕や労力も鑑みて百歩譲ってありだとしよう。 だが、Gバッチは勝利に貢献する側が勝手に取れるべきものであって(もちろんボーダー付近にいたら多少引き上げを狙ってもよいが)、 来ると言った時間に常駐もしないし、腕も飛び抜けてよいわけではない人間を、 わざわざその引き上げのために部隊の枠を開けるというのは非常に理解に苦しむことである。

更に悪いことに、そのさんざん苦労して引き上げた挙げ句に、兄弟でPCを共有していたために失格になった人間まで出てくる始末。 アカウントは共有していないというのが彼の主張であるが、真偽の程はわからない。 していないならば、WGに異議申し立てするべきであり(する素振りすら見せなかった)、 何らかのCWレギュレーションに抵触するような行為をしたならば、クラン、特に管理や指揮に対して正直に謝罪をすべきだ。 いずれにせよ、不誠実な態度だと思うばかりである。

ちなみにGバッチを新たにとった日本人3人は、確実に、勝利に貢献する側のプレイヤーだったと断言する。

ルールについて

レギュレーションは下記を参照されたし。

worldoftanks.asia

前回とほぼ変わらず。 個人ブーストとかは最適解が一つしかない割に正直システムが複雑になりすぎている感があるから要らないかなとか、 そういう細かいところはあるが、最悪なCWEルールを全て体験した一個人的には神的に良いルールだと感じた。 領地を持つとチップを投げられない問題もあるが、前回私が主張したとおり、中堅クランはむしろ他に出し抜かれることがなかったから、 結局は彼らに味方していると思っている。

まあ強いて言うならば上陸トナメオークションの上限16はちょっといただけなかったと思う。 上級領土の入札がエリート以上に高騰してエリートに投げざるを得ないようなクランが出てくるのは流石にやばい。 とは言っても上限32にすると領地をたくさん持つ側からすると、その日その日の最終戦闘が非常に遅くなるのでそれはそれで困るのだ。 なんか良い落としどころがあればよいのだが・・・。

他所様への感想

突然ですがトナメ芋が多かったランキング~!パチパチパチ~!

順位 クラン名 備考
1位 HASU やられたトナメ芋の回数が最も多かったクラン。前々回のATLUS枠。これほど腕があるなら前出て戦って来られたほうが厄介だった。
2位 G-D-I HASUと違い、当たる分母が少なかったが、割合で言うならばこちらのほうが圧倒的に多かった。まあ崩せるのだが、ただただ鬱陶しい。
3位 YETI 回数は少ないが、最も悪意のあるトナメ芋をしてきた。PYROから続く系譜ではあるが、やはりこいつらのやり方は好きになれない。

STRVやATLUSなど、古くから消極的タクの代名詞であったクランは、どちらかと言うとワンチャンに近いようなラッシュを好んでくる傾向が多かった。 というか279eがある程度揃うクランはどこもかなり強気のタクをしてくる傾向が強かったと思う。だが無意味だ(←一度言ってみたかったw)。

今回は個人的に感心したのは、AOEで、多分彼らが一番身の丈に合ったタクをやっていたんじゃないかなと思う。 この調子で行けば伸びていきそうなものだがはてさて。

メタ

CWE始まる前からわかっていたことだが、現環境で特筆すべきはEBRと、ついでの279、Chief、260の3両だろう。 結論から言えば、279を集めれば勝てると言うわけでは無かったが、優秀なebr乗りがいれば勝てるシーズンだったと思う 。

まず、今回のキャンペーンで一番勝利のために必要だった車両は、279eでもChiefでもなく、EBRだっただろう。 もっと正確に言うならば、強いEBR、即ち偵察を十全にこなし、なおかつしっかり生還してくれるEBRである。 実際TEALの、特に日本人部隊がここまでの勝率を維持できていたのは、みずまんじゅう、みどり、かごめを始めとする大変優秀なEBRが揃っていたからに他ならない(もちろん大将軍Neoのおかげが大半だよ)。 更に言うならEBRさえまともであれば、たとえYETIが相手であってもChief、279eなし縛りで戦っていける自身すらある。

一般的にCWというのは、敵の初手ラッシュ時間差ラッシュ引き分け上等芋ふつうタク全部対応しなければいけない。 なので偵察車両というのは非常に重要になってくるわけなのだが、それまで主流だったが断片的な情報しか得られない100LTやBatと違い、 EBRは持っていくだけでほぼすべての初動を見抜くことができ、それに対応する解答を相手にぶつけることができる。 ただし、相手もEBRがいないわけではないので、こちらの初動もバレるので解答をぶつけられる。 だが味方のEBRが優秀であればより多く敵の動きを見つけられるし、何よりも長く生存できるので、より多くの解答をぶつけられる。 TEALはこれが出来たので強かったのだ。

次に書くべきはT95/FV4201 Chieftainだろう。 この車両は、その登場直前まで主力HTの座にいた5AとSConqのいいとこ取りしたような戦車であり、まあ当然の結果としてこの2両を駆逐することとなった。 そこまではいいのだが、問題はこいつが報酬車両だということだ。 260や279eと違い、ほしいと思った時点で努力で揃えられるものではなく、これが少ないクランは相当苦労したはずだ。 今回は「Chiefを取るためにChiefが必要なCWE」という総括はできるだろう。 こういうCWEになることは大変好ましくなく、WGには一刻も改善してもらいたいところだ。

279eは最終的に私のタクからはピン刺し以外残らなかった。 撃ち下ろされてない状態での撃ち合いはほぼ無敵であったが、絶対的な強さはないというのが自分の至った結論である。 ただ真正面から落とせないだけであり、ラッシュ耐性が高かったりするわけでもないので、 ワンチャンラッシュと引き分け上等芋しか当たらないクランにとってはただの足の遅い荷物になりがちだ。 そんなならChiefや907で広くとって囲んで叩くのが手っ取り早い。 ただ、クランの実力を5段階評価(上を5、下を1)したときに、主に3以下の程度のクランをあしらうには、 こいつを見せるだけでなんだかよくわからないことをし始めるので、そういう意味では楽な戦車だったとは思う。

260はザ・快速HTが必要な場面で多く使われた。 これに関しては努力すれば取れるし、扱いもそこまで難しい車両でもないので、上記3つに比べまだ集団戦の経験が浅い人にとっては素晴らしい選択肢だったことだろう。 260が取れない?少なくともこれくらいのミッションができる腕がないとCWEの景品車両なんて取る資格がないと思っているので、取れないなら報酬車両も目指すべきではない。

その他の戦車についでは以前ささっとメモした物があるのでこれを参照してほしい。

gearppuccino.hatenablog.com

これは余談であるが、Saffeeなどは終わったあと、279eとEBRが強すぎたしv4環境より酷い脳死環境などと喚いているし、それが揃う日本人部隊と当たるたびにジャパニーズがどーたらこーたらと叫んでいるのが配信越しに聞こえた。 我々は過去の栄光の上にあぐらをかいているだけのトナメプレイヤーたちと違い、未だに歩み続けられている証左であると受け取っておきたい。ちなみにSaffeeは随分とEBRに乗っていたはずである。

逸話

みずまんじゅう最強!みずまんじゅう最強!みずまんじゅう最強!

ウェストフィールドで開幕から南にみずまんじゅうEBRを走らせたらなんと対面にはEBR3両が! 初弾から燃やされるみずまんじゅう選手!これは死んだなと思って心の中で合掌しつつ他に指示を出して南を取りきらせたところ、異変に気づく。

「あれ?あのEBR生還してるどころか敵のEBR2両死んでね?」

敵わないなと思った瞬間であった。映像化はいずれ。

君らは何がしたかったのか

前述のG-D-Iがルイン南でスーパーウルトラファイナル芋をしており、どう崩すかと言うのをSilentと8分位口論していたらなんか出てきたのでそこを叩いたら勝った。 君らは何がしたかったのか。

グローバルマップが壊れた日

まあいきなりクレジットが凍結されたりグローバルマップにアクセスできなくなったりしたあの日の騒動。 グローバルマップの壊れていた期間の戦闘は立たなかったが、行われていた扱いになり、大体が技術的引き分けになる中、 高いEloレーティングのおかげでシードを引きまくっていたTEALは随分たくさんの領土をほぼ無償か復活後の少ない戦闘数で取ることが出来てボロ儲けした。 その後の6部隊は流石に面白かったし、我々には不利益なかったので時々起こってくれてもいいよ。

戦車とプリキュア

プリキュア部隊でやる時、毎回これを思い浮かべるのだが、ついぞ誰にも通じなかった。

nico.ms

11:16から始まるスパ帝の美声をお聞きください。

おわりに

まあCWEにしては随分楽させてもらったよ。