ちょっとコーヒー淹れてくる

WoTやDbDなどよくやってるゲームについて書いています。

World of Tanks ELSA CUPに出てきたよ!

はじめに

椅子取りゲームしてきたので記事を書きます。

まあ冗談は程々にしておいて。
先日、ELSA Japan社様主催オフライントーナメント「World of Tanks ELSA CUP」に参加して来まして、結論から言いますと、優勝して素敵なゲーミングチェアを頂ける事になりましたので、そのことについて感謝を、各試合の解説・裏話を添えて記事を書こうと思い立った次第です。大会自体の概要については以下のURLをご参照下さい。

worldoftanks.asia

www.elsa-jp.co.jp

この大会を簡単に説明しますと、Tier8車両5枚で戦闘し、それによりトーナメントを勝ち上がると、Wargaming謹製のカレンダーやゲーム内勲章を再現したモノホンの勲章バッチ、素晴らしいゲーミングマウス、ゲーミングキーボード、優勝すると超いいゲーミングチェアが貰えるというなんとも太っ腹な大会でした。

ところでこの記事は自分の思ったことを書きたい放題にぱぱっとやっただけなのでまあ色々あれです。察せ。

私達のチームについて

私はチーム「Sense ×(読み:せんすばつ)」というチームで参加しました。もともとSense ×というチームはCROWNというクランの一部の人たちがカジュアルトナメやその他に参加するときに使う名前なのですが、その通り、CROWNのメンバーをかき集めたチームです。今回のメンツ的には誰かが特別に上手いとかはなくて、皆そこそこの腕で、普段の拠点戦やCWで集団慣れしており、そこにそこそこの指揮ができる人を足したそこそこさんチームでした。

それぞれの戦闘について

私のチームの戦闘について、ザックリと時系列順(予選→準決勝→決勝)に説明したいと思います。ただ、今回リプレイや録画がないので、記憶とその場で書いたストラトスケッチを頼りに書いているので間違ってたらゴメンナサイ(指摘していただけるとありがたいです)。

対-PENGUIN-戦

さて、初戦ですが、相手はブロンズシリーズに出場した経験もある-PENGUIN-というチーム、そしてマップは鉱山、しかも一本先取という非常に厳しい条件の対戦になりました。じゃんけんの結果、防衛側を選択できました。想定していた敵の流れはやられたら困る順に、

  1. 全両で丘を取りに来る
  2. 西の中央と南の島を使いつつ西のCAPを狙う(下図赤太線)
  3. 丘を抑えつつ東のCAPを狙う(下図黄太線)

でした。ので、以下のような基本方針を取ることにしました。

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まず、IS-3を4枚使って丘を抑え、ISU-152でそのケツを持ちます。中央に全両来ていた場合は無理せず椅子-152の射線に引き釣りだします。西に来ていた場合は西寄りに配置したIS-3でCAPゾーンをスポットし、ISU-152で(最悪の場合は榴弾を使って)リセット。東には来ない(大本営発表)。もし来てたら丘を取りきって椅子を東に寄せればどうとでもなる(楽観主義)。

さて、実際には以下のようになりました。味方は青、敵は赤で示しています。

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まず、西寄りに走っていたIS-3が南に向かっていたT-54ltwtをスポットすることができました。そこで西よりに配置したIS-3が50m強制スポットでcapゾーン近くを確認したところ、南下してきた敵IS-3とAMX 50 100を確認、ISU-152が射撃開始するとともに中央に行ったIS-3をすぐさま北に回すことに。到着までの間、ISU-152だけではキャプを切り続けられないということでスポットを取っていたIS-3が逆落しを敢行。その後capサークル内のIS-3は北回りのIS-3のうち2両と逆落ししたIS-3で処理、その後ISU-152を処理し終えたT-54ltwtが寄ってきたところを処理、最後にAMX 50 100を処理し、無事勝利しました。

や、本当は北周りの3枚はAMX 50 100の射線をもらわないよう西の中央の島に張り付きながらIS-3をまず溶かすのが正解でしたんですけどね。届かぬコール(物理)。

対Team_ICPD戦

準決勝です。マップは崖の二本先取です。敵チームはICPDというクランの方がメインだったようです。

まず一本目。じゃんけんの結果こちらが防衛側となりました。

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初動はこのような形になりました。方針としてはRuで丘を制圧し、その他で中央に来た敵の撃破を狙うことを目指しました。が、敵もT-54ltwtメインだろうと機動力編成で来るだろうと思っており、IS-3が3枚もいたのはこちらとしては想定外でした。結局、T-54ltwtのメタとして入れていたT69は仕切り直しする前に溶かされてしまいました。ただこのあと丘上のRu 251は敵AMX13 90とT-54ltwtを味方の支援を受けつつ撃破、そのままT69につられて流れてきた麓のIS-3を3枚とも視界で閉じ込める形を取れました。

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最終的にはこのような形でRuで視界を取り、T-54ltwtでIS-3の体力を削り取り勝利しました。

次に2本目。陣地を交換して攻撃側です。重戦車で来るならT-54ltwtメインで振り回す方針に変更です。初動中央で当たるのを避けるために西側からT-54ltwtを回し、Ruは最初と変わらず丘を取るのを目指します。

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そしてこの形になり、丘に登ろうとしていた敵LTは西から来たT-54ltwtとRuで速攻溶かされ、Ruが丘を抑え、後は視界でIS-3が焼かれました。

まあ結果からもわかることですが、このマップのこの枚数では重戦車、それも視界がないIS-3を活かすのは相当難しいと思いました。

SAKANA-Gaming戦

決勝です。マップはゴーストタウンの2本先取、敵チームはDUCEというクランの人が多くいたようです。

まず一本目、こちらは防衛側でした。敵の初動、北のCAPを狙いに来る形としてはオーソドックスな形でしたが・・・

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こちら側は緊張でガッチガチになったIS-3が1枚、配置を間違えてしまいました。本来は後ろにIS-3とAMX 50 100、前の方にIS-3を配する予定でした。そしてさらに悪いことに・・・

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そのミスで更に慌てたHT部隊が北のCAPと南のCAPを間違える痛恨のミス。気づいて慌てて振り直すも時すでにお寿司、CAPが成立してしまいました。まあCAPの位置を間違えること自体は、このマップに不慣れで舞台慣れしてない人が大会会場でプレイするわけですから、確率で発生するでしょう。仕方ないっちゃあ仕方がない。切り替えて次に臨むことに。

次に2本目です。初動はこのような形になりました(敵の初動の位置はわからなかったので推測ですが・・・)。

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こちらもオーソドックスに釣りCAPです。これはこのままなんのひねりもなく、敵が慌ててリセットしにラッシュして来たところをフォーカスで順番に撃ち落とし、勝ちました。

そして3本目。

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今度は初期配置を間違えずに、また、ちゃんとCAPゾーンの建物を壊しきりました。敵は今度は斜面で戦うつもりだったのか、T32を混ぜてきました。敵は先程と同じく北のCAPに入れてきましたが・・・

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今度は榴弾を用い、継続的にCAPをリセットすることが出来ました。また、CAP内の後ろを取ったRuが敵HTをつんつんし、振り向かせ、このうちにIS-3でラッシュをかけ、後は各個撃破。こちらが勝利しました。

総じて、完全にゴーストタウンでの経験差がでたなと思いました。あとこれはCWC中にも感じたことですが)DUCEはラッシュとフォーカスはやはり経験を積んでいく中で相当上手くなっているのですが、陣地交換(このマップでの通称は回転扉)がちょっと弱い印象があります。挟まれたり側面取られたりしたらすみやかにどちらかに流れることに慣れると、更に強くなると思います。

対SCARZ・WG・WG連合戦

エキシビションマッチとして、今大会の解説をしていたSCARZのまっちゃさん、Rennoさん、おなじみWG社のTaro_JPさん、そしてELSA Japan社の社員さんらからなる大連合チームが催されました。 

息切れしたので、この章についてはそのうち加筆します。_(:3⌒゛)_

総じて

全体的に何をするにも枚数が足りず、何をしようとしても苦しい戦いでした。ただ、5枚同士での戦い方というのは以前、Pangeaさんにアドバイスをもらいながら参加したTier7カジュアルトナメや、クランのTeamSpeakでXenlonさんやopeliskさんの入れ知恵もあったので、そういう知識面ではちょっと有利だったなと。アドバイスくれた方々ありがとうございました。

ちなみに個人的には7枚より少ない、例えば5枚(今回やTier7トナメ)や3枚(Tier5、Tier3トナメ)、ましてや1枚(ワンタンクアーミー)同士での戦いというのは、マップにも依るけれども殆どの場合で、攻撃側がcapをメインで考えているうちは防衛有利、攻撃側が殲滅をメインに考えている場合は攻撃有利だと感じています。これが正しいかどうかはしーらないっ( ˘ω˘)

環境について

さて、今回参加したのイベントのタイトルは『ELSA FESTIVAL -最新GPUでゲームを楽しもう-』ですから、やはりプレイさせていただいた環境については少々書かなければいけないと思います。

今回、プレイさせていただいたデバイスには、もちろんGTX1080が搭載されており、WoTのオプションからグラフィックの設定を確認しますと、ほぼ最高設定できれいなエフェクトや非常に細かいテクスチャの戦車をヌルヌル動かすことができました(ただし、戦闘本番は敵の車両が見やすいように植生密度と履帯効果表示だけはOFFでプレイしていました)。これは普段GTX750でプレイしている私は非常に新鮮な体験で、感動いたしました。WoTだけでなくCIVなど他のゲームもそんな設定でやりたいなと、ちょっと欲しくなってしまったので、頑張ってみようかな?

マウス・キーボードやゲーミングチェアも使いやすく、良い物を使わせてもらいました。光るキーボードが特に面白かったですが、普段黒軸使いの私には青軸のキーボードは軽すぎて押し間違えを頻発したことは内緒です。

ただし、WoTクライアント内の初期環境に多少不満がありました。まず一つは照準のマウス感度が初期設定のままでは非常に高いこと。

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画像左が私の普段の感度設定、右がクライアント内の初期状態の感度設定です。大会会場でも大体左の設定にしたところ、問題なくプレイはできましたが、そもそもの話、このスライダーを半分より右に動かしてプレイしている人がいるのかどうかWG社は一回真面目にリサーチすべきだと思います。もう一つはHPなどの情報の表示です。

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画像上が初期設定の表示、画面下が普段私がプレイしている表示です。初期設定のままではHPインジケータが表示されない上に、HPの実数値も表示されません。これは直感的でない上にあと誰が弾を何発打てばあの車両を撃破できるか?などを考える役に立ちません。この2点は非常に実際的ではないなと感じました。

あとはヘッドセットなしの環境はコールや連携が難しかったです。ただこれはイベントの性質上仕方なし。

その他感じたこと

今回、実況がなんとスタンスミスさんでした。実況と解説が選手に丸聞こえだったので相当にやりづらい場面もあったはずですが、とても面白く、やはりプロの実況は違うなぁと思いました。ただ、今回スタンスミスさんまでいらっしゃったのに例えば生放送などがなかったのはちょっと残念な気もしました。地方の人も大会自体に関心がある人が多く、特に今回のように宣伝が大きな目的の場合は非常に効果があるのではないでしょうか。私の知り合いは放送がなくて残念がってる人が多かったです。

MVPですが、割りと毎試合ダメージ稼いでいたのでもらえるんじゃないかとチームメイトにも言われていたのですが、正直毎回ダメージ稼ぐべきところに稼いでいただけなので、見る人が見れば役割相応と映ったのではないでしょか。少なくとも私はそう思います。

このイベントのあとの飲み会楽しかったです。モツ鍋なんて2年ぶりくらいに食べました。えしぐさんありがとう!!!takapeはお店のもので遊ばない!!!🙅🙅🙅

おわりに

なんかすごい文量になってしまった・・・

一緒に参加してくれた、volvoponta、Rainyさん、takepixさんありがとうございました。また、対戦相手のPENGUIN、Team_ICPD、SAKANA-Gamingも熱い戦いありがとうございました。このような素敵な大会を開いて頂いたエルザ ジャパン様及び協賛の企業の方々、ありがとうございました。このような大会があったらまた是非参加したいと思います。

私はナイスなイスがくるのはいつになるか今から楽しみです。楽しみすぎて夜しか寝られない。