ちょっとコーヒー淹れてくる

WoTやDbDなどよくやってるゲームについて書いています。

集団戦をやる時意識すべきこと

はじめに

いつか予告したとおり、集団戦をやる時意識すべきことをまとめました。長いです。読まなくてもいいでしょう。

コミュニケーション編

バレたらラジオコマンド「救援を請う」

敵にスポットされたらラジオコマンド「救援を請う」を出して知らせる癖を付けましょう。「バレた!」て騒いでも指揮官は誰が(どの車種が)どこでバレたか把握できるわけがありません。ラジオコマンドを使用するとミニマップ上で表示されるので指揮官の思考が整理しやすくなります。

無駄なことは言わない

「弾かれた!」「痛ェ!」「ハァ!?死ねや!!」「なんでや!」

これらの発言は指揮官が一切必要としない情報です。それどころかコミュニケーションを阻害する可能性がある有害なノイズです。出来る限り慎みましょう。

伝わる言い方を心がける

よほど相手があなたをよく知っていないかぎり、あなたの声、車種、場所を把握していることはないでしょう。つまり、「自分行きます」といっても誰が行くのかわかりません。ラジオコマンドの「了解!」などを用いてどの車両の発言であるか明確に伝えられるようにしましょう。

また、何かを伝えるときにも、「主語」と「述語」がないと伝わらない場合もあります。例えばあなたが「行け!」と言っても、それがLTに対する指示でもHTが行ってしまうこともあるでしょう。「LT、行け!」という感じに主語述語漏れが内容心がけましょう。 

撃ち合い編

フォーカス

撃ち合いは一般に頭数の多いほうが有利です。つまり敵の頭数を効率的に減らしていくことができれば撃ち合いの過程でだんだん有利になっていきます。このような理由から頭数を減らすための集中砲火(フォーカス)をすることは集団戦では一般的です。必ず味方と連携してよりHPが少ない敵を撃ち、頭数を減らす努力をしましょう。

フォーカスの優先順位

フォーカスをする時にも、優先して狙うべき敵がいます。それはより味方の頭数を効率よく減らせる車両や逃すと後々面倒な車両です。具体的には

  1. HPがすでに減っている車両
  2. 弾が入っているオートローダ
  3. DPMが高い車両
  4. 機動力のある車両

のような順番になるかと思います。十分心がけましょう。

ダメージ分散

フォーカスがセオリーになるならフォーカスされなければ勝てるじゃない!というのは当然の発想です。フォーカスされている味方がいるならば、場合によってはその味方の射線を塞いででも庇い、ダメージの分散を心がけるべきでしょう。また、フォーカスされた場合にすぐ敵の射線が切れるような動き方を心がけることも重要でしょう。

履帯切り

余裕があるならば駆動輪ごと車体を打ち抜きましょう。履帯が切れている敵は味方がとても撃ちやすくなります。また、ラッシュを止めることも出来ます。野良でよく練習しましょう。

孤立しない

孤立している車両というのは低リスクで処理出来る相手ですので、これを先に処理しておくのは定石です。各個撃破されないためにも常に味方の援護を受けられる、または受けられる位置に動けるポジショニングを心がけるべきでしょう。

ラッシュ編

ラッシュの意義

ラッシュとは、皆で一斉に敵に突っ込み、有無を言わさず単純な撃ち合いに持ち込みすみやかに方を付ける戦術を指します。そしてその理想形というのは、味方がみんな打ち合える状態、包囲なわけです。つまりラッシュは強引な包囲です。ですから、例えば敵の只中に突っ込んだり、ラムしたり、一人だけ止まったりしては包囲が完成しないわけですから十分に気をつけるべきでしょう。

対ラッシュ

ラッシュは多少無理をして包囲しに行くわけですので、実は敵に数的・HP的な優位がない限り、先頭車両からしっかりフォーカス、余裕が有るなら履帯切りの2点を守り正しく受ければラッシュはあまり怖くありません。出来ない?ただのカカシですな。

指揮官との連携編

指示を受けたら返事をしよう

指揮官は返事をしてくれないと指示が通ったのか、寝落ちしたのか、あるいはコンビニに唐揚げを買いに行ったのかわかりかねます。出来る限り反応しましょう。マイクがないならラジオコマンド「了解!」を利用すべきでしょう。

指示は鵜呑みにしない

たとえばこちらが4両、敵が3両の時、しかけろといわれてもあまりにもHP差が激しいと無理なことはあります。この様な場合の無理な指示は無理だがやるのかどうかは必ず聞きましょう。まあそれでも仕掛けなきゃいけない場面は存在するのでその場合は諦めて従いましょう。突撃。テーレレー

情勢は常に報告すること

その戦線が撃ち勝てるのか、負けるのか。敵がどのように仕掛けているのか、新たな敵が現れたか、敵が引いていくのか、情勢は常に変わるのでその都度報告しましょう。特に困るのは勝手に死なれることです。死ぬ宣言をしてから死ね!死んでから黙れば良い。

指揮官をいたわる

指揮官は敵の他にも胃の痛み、毛根の死滅あるいはその両方と戦っています。労ってあげてクレメンス。

視界編

視界を確保するのは1両でいい

敵を偵察するのに必要な車両は1両だけです。4両も5両も顔を出すことには何ら意味はありません。それどころか敵に情勢を悟られてしまうだけです。余談ですがベトナムクランの軽い編成の強みの一つは、これが徹底されている点もあると私は考えています。

視界はキューポラだけ出せば取れる

視界を確保するために車体を晒したり敵を照準する必要はありません。あなたのキューポラと敵車両のどこかに直線を引いた時、障害物が存在しなければスポットは成立します(視界のシステムについてはここあたりを読んで下さい)。キューポラ以外を隠し偵察すれば被弾するリスクは最低限になります。

盲撃ち

視界を取られ続ける場合は視界を取ってる車両がいそうなところにブラインドショットをしましょう。当たれば儲けものです。当たらなくても数撃てば当たります。こうして敵は引いていき視界は取られなくなります。めでたしめでたし。というわけで定番の茂みはきっちり抑えておきましょう。また、あなたが偵察するときは盲撃ちをもらうことも考えて動きましょう。

オブジェクトダウンに気をつける

視界が取られていなくてもオブジェクトが壊れたり木を倒したりする様子は相手からも見えます。特に敵に自走がいたり、warpack等を使っていたり、Quadroで4kモニタに出力したのを死ぬほど目を凝らして探すという人力warpackしたりしていた場合には一瞬でバレます。一切のオブジェクトを倒さずに動くことを心がけましょう。

また、敵がいそうなところの木をよく観察することも大事です。倒れたりしたら報告しましょう。自走砲に乗っているならばマップ全体をくまなく観察してオブジェクトダウンを捉えて下さい。実際重要です。

第六感で探知する

第六感が発動したら、3秒前にいた位置を思い浮かべ、そこから敵のスポッターがだいたいどこにいるのか推測しましょう。所々の助けになります。また、わざと車体を乗り出したり、発砲することで敵がいるかどうかを知る方法もありますが、これは指揮官の指示がない限り実行すべきではありません。

スポットを切ってから行動する

スポットが切れていないまま陣地転換したり、もう一回敵をスポットしようとするのは愚の骨頂です。敵に戦術を読まれたり、出てきたところを撃たれたりしないためにもスポットを切ってから行動することは常に意識すべきでしょう。

敵状把握編

着弾報告をしよう

特に敵自走や見えてない敵戦車からの発砲・着弾は必ず報告しましょう。

着弾報告は、必ずどこに何発着弾したか、重さや爆風はどれくらいの弾か、可能ならどこから撃たれた可能性があるかミニマップを利用して報告しましょう。それだけで敵の勢力がどこにあるか、どのような作戦か判ることもあります。

敵オートローダが何発吐いたか把握しよう

敵のオートローダが何発吐いているか(残り何発であるか)と言うのは例えばラッシュを仕掛けるか仕掛けないかを決めるのに重要な判断材料となります。敵をよく観察して報告しましょう。

ロードタイムを数える

余裕があるなら敵の自走やオートローダの装填時間を数えるべきでしょう。まだ撃ちに行っていいかや回避運動をすべきかの重要な判断基準となります。

おわりに

まあ正直いきなりすべてをこなせるようにはならないので、練習しましょう。つまりどういうことかといいますと、拠点です、拠点!

謝辞

しぇんろんおじさんの誤植指摘に感謝いたします。

どやねこ氏の記事をさらに推敲するきっかけになった指摘に感謝いたします。